自動車工学科の取り組みとして、２年６組では、３級技能士（機械検査）全員取得を目指して１年次から活動しており、昨年度すでに学科試験クラス全員が合格し、残すは実技試験のみとなっています。
令和５年度前期技能検定（実技試験８月）では選抜した１５名が挑戦し、１名は当日の体調不良により辞退となりましたが、見事１４名全員合格することができました。すでに昨年度に合格している１５名と合わせて、現在２９名が不合格ゼロで合格しております。残すは令和5年度後期試験に挑戦する１０名のみとなりました。今回も全員合格を目指し、不合格ゼロで全員取得することを目指して頑張ります。
　また、昨年度９月より同時に学習を進めておりました３級技能士（機械保全）を６月下旬にクラス全員で受験し、３９名中３４名が合格となりました。ここ数年ではかなり高い合格率（８７％）となっております。不合格者５名も全員が一部合格をしており（学科のみ合格２名、実技のみ合格３名）、１月の後期試験に再挑戦し、全員合格を目指していきます。
　※技能検定は、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度であり、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。技能検定（３級）の合格者には、都道府県知事名の合格証書が交付され、技能士と称することができます。

・古賀　頼人（早良中学校出身）
　僕たちのグループは朝７：１５頃から練習していました。その時間を大切にして、苦手な人がいたら作業方法やコツを教えてあげながら、みんなで頑張りました。長い期間でしたが、試験直前まで合格目指して練習に励み、みんなで合格することができました。これから挑戦する資格試験も合格できるように頑張っていきます。

・宮地　優多（城南中学校出身）
　僕が合格した機械検査は、測定器具を使って工作物の測定や三針法によるねじの有効径の測定、マイクロメータの器差測定を行います。中学校では触れることのないような測定器具を使い、誤差なく測定するので大変でしたが、放課後クラスの仲間たちと一緒に練習して合格することができてよかったです。